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あたしの頭の中。 [ミギマワリ全開]

八方美人で他人にいい顔しか出来ないおりこうさんなあたしは
こんな状態なのにお母さんに心配かけちゃいけないとか
早く元気にならなくちゃいけないとか
そういう訳の分からない圧力を自分でかけて
せいいっぱい元気に生きているふりをしている。
だけど、本当は未だこの世界は灰色。焼け野原。
あたしには未来の希望なんて何も見えないし感じない。
明日、地球が滅亡しちゃえばいいのに。毎晩、そう願う。
細胞が全部活動をやめちゃえばいいのに。死ぬ勇気はないから。
信じていた人が、自分にとって大事な人がいなくなったって
最近になってようやく理解できた。
今のあたしは空っぽで、
泣き叫ぶこともないし、怒ることもない。
理由を知りたい、と思うこともなくなったし、
会って話をしたいとかどうにかしたいという気持ちもなくなった。
空っぽ。どこまでも空っぽ。今まで経験したことのない気持ち。


こういうことを書けば、自殺願望があるみたいだけれど、
あたしはこういう状態になって初めて、自殺をする人の気持ちが分かった。
今まではこう思っていた。
自殺をする人は周りの人がどうにかすれば止められたんじゃないか。
誰かが手を差し伸べれば、その人は生きようとしたんじゃないか。
いろんな選択肢の中から、なぜ死を選んだのだろうか。
けれど、違った。全部不正解。
自殺をする人には選択肢なんかない。
「死ぬ」ということ以外に思い付かない。
他に目を向けろ、とか、忙しくしろ、とか、人は言うけれど、
自殺をする人は他のことなんか目に入らない。
だって世の中は灰色だから。他のことなんか見えない。
忙しくする気になんかなれない。
だって何にもやる気にならないから。
優しく暖かく声をかけてくれる人の言葉も届かない。
あたしは欝なんだと思う。


今、何が一番つらいかというと、記憶があること。
あたしの頭の中に、楽しかった記憶があること。
昔、何かの映画で、別れたカップルがお互いに記憶を消す、というものがあった。
目の前にあるボタンを押してしまえばおしまい。
出会ったところから記憶がなくなる。
迷いに迷って、彼女の方はボタンを押せなかった。
そして数年後、彼らは再び出会う。出会ってまた恋をする。
そこで二人は初めて真実を知る。
彼も彼女もボタンを押していなかった、と。
その映画を観たときはあたしだって押さないと思った。
どんな終わり方になったとしても過去は過去。
楽しかった記憶、ステキな記憶は残しておきたい。そう思った。
だけど、今のあたしなら迷わずボタンを押す。
事実と向き合うべきだとか、過去の思い出とか、そういうものはどうでもよくて、
今、楽になるのなら記憶だって消したい。
出会ったことも全部。全部。全部。



*記憶を消す方法*

ネットで検索をかけて心に残った方法。

・頭を強く打つ。
だけど、どの記憶が失われるか分からない。

・死ぬ。
死ねば思考は確実に止まる。

・手術をして記憶のある分野を取り除く。

・催眠療法

・暗示
思い出したくない人が出てきたら、その人をあるカラーで消す。
あたしは白にした。
白は大好きで、あたしの周りには白が溢れているから。
その人の記憶が出てきたら、思考を止めて、白で消す。
何回も何回も何回も何回も消す。
もし向こうがこう考えていたら、とか、
もしあたしが勘違いをしていたら、とか、
そういう可能性は考えない。
あたしらしくないけれど、考えない。考えない。考えない。
これをずっと続けていれば、そのカラーを見るたびにその人の記憶は消えていく。


あと数十年、これが続くのかと考えたらとても生きていられないので、
期限を設けることにした。
4が大好きだから40歳まで。あと数年。
40歳まで頑張って生きてみる。
世界が灰色でも光が見えなくても生きてみる。
40歳になって、もしまだこういう状態だったら、そのときはやめる。
頑張って生きることをやめる。


病的でしょうが、これでも随分ましになった、今のあたしの頭の中。
今夜も眠れません。あたし、やっぱりまだダメみたい。







タグ:言の葉

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